他人に興味がないんです。と公言する人がいます。
でもそんな人の中にも、話を聞いているうちに、それは開き直っているだけで、実際は仲良くなりたい、相手のことも知りたいし自分のことも知って欲しい…という人も多くいます。
彼ら・彼女らにはその方法がわからず、だからこそ人嫌いでいいや!と諦めてしまい強がっていることもしばしば。
今回は、どうしたら他人に興味がもてるのか、どうしたらそんな苦しみから逃れられるのかを考えてみましょう。
他人に興味がない人の心理特徴7つと関心を持つための方法
ものすごく聞き下手
このタイプの人は、他人に興味がないというよりも、聞き下手なので興味がない、というより興味を持てるレベルまで話が弾まないというほうが正しいでしょう。
会話をしていても、こういった人は相槌が非常に下手で不自然で、会話がぎくしゃくしてしまいます。
それでぎこちない沈黙が訪れ、自分の話ばかりしてしまうようになるわけです。
自己顕示欲が強い
他人に興味がない人の中には、自分が主役でないとつまらないと感じる人もいます。
主人公は自分なのだという意識が、自覚があるにしろないにしろ、少なくとも潜在意識の中には存在していて、周りはゲームでいうところのコンピュータが動かしているキャラクターのようにしか見えないのです。
当然周りは自分のことをもっとよく知るべきだと考えていて、逆に自分も周りの人のことをよく理解したい、知りたいなどと思わないのです。
自分の好きなものに没頭しすぎる
他人と交流するよりも、もっと自分が没頭できる趣味に夢中になってしまい、他人に興味を持てないというパターンもあります。
この場合、趣味といっても、サッカーやバンドなどのみんなで集まってワイワイ騒ぎながらやるようなものではありません。一人でできるような趣味、例えばプラモデル作りや楽器の練習、フィギュアを集める、ラジコンで遊ぶ、アマチュア無線に没頭するなどです。
こうした、1人でも楽しめるような趣味が面白すぎて、一人でいる時間を楽しめすぎてしまうのです。そのせいで、周りの人間に興味を持つ機会もないし、その必要も感じないというわけです。
人に裏切られた体験を繰り返している
他人に興味がなくなってしまったのではなく、他人に興味はあるけれども興味を持つのが怖い、という人もいます。
その怖さは、かつていろいろな人に興味を持って近づいて、そのたびに最終的に裏切られてしまう(事実としてどうかはとにかく、本人は裏切られたと感じている)という体験を繰り返していることから生まれたものです。
そのために、人に興味を持つことに対して恐怖を覚えているのです。
人の気持ちがわからない
他人に興味をもつのが怖いパターンの、二つめです。
人間という生き物は、あまりにも予測ができないものに対しては恐怖を覚えるようにできています。これからどうなるのだろうという不安は、人間が生きていく中でも5本の指に入るくらい大きな不安ですし、対処はとても難しいものです。
人付き合いでも、このような恐怖を味わっている人がいるのです。これを言ったりやったりしたとき、相手がどのような反応をするかということがある程度予測できればいいのですが、このタイプの人にはそれができないために人に興味が持てないだけでなく、人付き合いに対して怖さまで感じてしまいます。
想像力が暴走して、もうわけがわからなくなってしまっているのです。
とにかく空気が読めない
他人に興味がない人は、相手の気持ちがわからないだけではありません。
コミュニケーションをとらねばならない相手が複数に増えたらなおさら、そして周りの人の気持ちとなるとさっぱりわからず混乱します。そして、そうした人と人との気持ちが合わさって生まれるもの=その場の空気を読むとなると、全くうまくいきません。
当然、集団行動は苦手になってきます。
話し下手
人と関わろうとするとき、自分のことを伝えることと相手の話を聞くことは同じくらい大切です。
他人に興味がない人の中には、口下手な人もいます。自分のことをうまく相手に伝えられないことから、どうしても他人を避けがちになるのです。
言葉のキャッチボールができないから他人と話してもまったく面白くなくて、他人に興味が持てなくなってしまうわけです。
他人に興味がない人が関心を持つための方法
そもそも関心を持つ必要性があるか
そもそも、人に関心を持つ必要が自分にはあるのか?ということも大事です。
例えば、自分は人と交流してゆく仕事がしたい!という希望があるならまだしも、おおげさにいえば、もし山の中などで一人で暮らしたり昔ながらの職人や仙人のような生き方をするなら、他人に関心をもつことなどまったく不要なのです。
とはいえ普通に生活して行く上では人間は社会的動物なのでお互いに最低限の興味を持つことは必要だとは思います。相手の気持ちを読み取ろうとする気持ちがあれば、最低限人に興味はなくもないというレベルにはなれるでしょう。
どうしても興味を持てない相手には、それでいい
中には、まったく一緒にいても面白くない人もいます。それはそれで仕方がないのです。
誰かを変えようとするのは、本当に難しいことですし、相手のあり方にも影響しますから、無理強いするのは好ましくありません。面白くない人に興味を持てないのは仕方がないことですから、最低限の交流ですませましょう。
この人面白いかもしれないな、と思ったときは、少しずつ話しかけたりして仲良くなっていけばいいのです。
ものすごく聞き下手
自己顕示欲が強い
自分の好きなものに没頭しすぎる
人に裏切られた体験を繰り返している
人の気持ちがわからない
空気が読めない
会話のセンスが無く話し下手
他人に興味が持てないのか、持つ必要を覚えていないのか、もちたいのに持てないのか。そのそれぞれについて少しずつお話しました。
人付き合いでは無理は禁物ですが、わがまま放題していてもそれはそれで問題です。相手が何を思っているかを気にするくらいのことはできるようになりましょう。
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