恋愛に心理学を応用するだけで、愛しの彼または彼女と、今よりも更にお近づきになれます。
仲良くなりたい、でも勇気がない、出来れば相手にも自分を好きになってほしい。そんな心を解決できる、今すぐ実践可能な7つのテクニックがあるのです。
コレさえ知ればあの人の心の動きも解り、愛を引き寄せられるでしょう。
恋愛心理学を応用して恋を成就!7つの簡単テクニック
用件を断られにくい「ダブルバインド」
ダブルバインドは、二重拘束とも言います。これは相手へ「AまたはB」、2つの内のどちらかを必ず選ばせる方法です。
人は相手の誘いを断る事に一番神経を使います。選択肢が予め決められている場合、そのどちらかを選ばなければならないという使命感が働きます。応用する場合、選択肢の難易度が高い方をA、低い方をBにしましょう。
連絡先を教えてもらいたいなら「電話番号教えて、それかLINEのID教えて」です。電話番号はなかなか教えにくいけれど、LINEIDならばまあいいか、と教えてもらいやすくなります。
デートに誘うなら「今から新幹線で2時間の○○行こう!それか電車で10分の○○へ行こう」と言ってみましょう。距離が遠く時間のかかる方へ行くよりは、近場のすぐに行ける場所を選びます。
ギャップを与える「ゲインロス効果」
ゲインは得る、ロスは失う。ゲインロスとは、今までとは違った自分を見せ、相手が持っている印象をガラッと替える方法です。
まだそこまで親しくない相手に「○○さん(君)って本当はこんな人だったんだ」と印象を強く残せます。
あなたが今まで周りに与えていた印象は、無口であまり笑わない大人しい人、だったとしましょう。しかし実は、親しい人にはよく笑い自分から話しかける、冗談好きなユニークな人という所をさりげなく見せます。
すると「○○さん(君)ってこんな一面があるんだ」と、相手はあなたの事をもっと知りたいと興味を持ちます。
内面では難しい場合、外見を替えるとより解りやすくなるでしょう。今まで派手な髪色や恰好ばかりだとしたら、ある日突然暗い髪色にキッチリとした服装をします。
地味な恰好ばかりだった場合、その反対の派手な格好をしてみましょう。これで相手はあなたにギャップを感じるのです。
会う度に好きになる「ザイオンス効果」
ザイオンス(単純接触)という言葉の通り、接触を繰り返す事により、相手はあなたの事が気になります。
普段何気なく見ているCM、でもテレビで流れるとつい目を止めてしまう事ってありませんか?最初はあまり興味がなかったのに、遭遇する頻度が上がるにつれて、どんどん対象に惹かれていくのです。
これを応用する場合は、相手とあなたの関係によっても違ってきます。例えばお互い名前も知らない同士だとしましょう。会う場所は電車の中、いつも同じ時間の同じ車両です。
週に2~3回その電車を利用するとして、相手は最初「あの人いつも見かけるな」と感じます。それが1ヶ月以上続いたある日、いつものあの人がいません。すると「今日はどうしていないんだろう」と、いつもと違うという事態にそわそわします。
でも電車のドアが開きあの人が違う駅から乗ってきました。相手はそこで「いつものあの人だ」といつも通りの景色にホッとします。このそわそわからのホッとする気持ちを、恋だと勘違いするのです。
短期間に高頻度で接触し続けると相手も慣れてしまうので、どこかで頻度を減らします。これが相手の気持ちをこちらに惹きつけるポイントです。
好意のお返し「返報性の原理」
AさんがBさんからとても親切にされました。Bさんは自分もそれを返したいと、Aさんに対して親切な対応を取ります。
相手から何かを貰ったら自分も同等の物を返さなければいけない、と無意識に思う為です。返報性の原理を使う事で、相手と更に親しくなれます。相手とあなたの関係は職場の同僚で、あまり話した事がありません。お互いに相手を苗字にさんを付けて呼んでいます。
相手は仲の良い同僚から、苗字を文字って○○と呼ばれています。さりげなく「○○さんの事、皆みたいに○○って呼んでもいい?」と言ってみましょう。この時2人きりの場ではなく、人が他にも居る場で言うと断られにくいです。
相手は了承する傍ら、自分も同じようにした方がいいかなと思います。「皆から△△って呼ばれてるから、そう呼んでほしい」と言ってみます。そうすれば相手はすんなりとあなたをそう呼び始めます。それが難しい場合は、小さな好意を相手に伝えます。
恋愛感情の好きとはハッキリ言わず、「○○さんがいると職場が楽しい」、「○○さんってすごく頼りになりますね」といったものでいいのです。褒められて悪い気になる人はあまりいません。やり過ぎない程度に時々伝える事で、自分を好意的に見てくれるあなたが気になりだします。
会話が長引く「アクティブリスニング」
好きな人の好感度を上げたいのなら、アクティブリスニングを行いましょう。
積極的傾聴という意味で、相手の話を真剣に聞いて感情を共有しているという事を全面に伝えます。すると相手は「この人と話していると楽しい、もっと話したい」と会話が長続きするのです。
ポイントはまず、相手の話を聞く時の体の向きです。そこまで距離が近くなくてもいいので、相手側に少しでも体を向けます。リアクションも大事です。
良いタイミングで「そうなんだ!」「すごい!」と、相手の発言に共感・肯定しましょう。あまり大げさにならないように、そして相づちを入れ過ぎてもいけません。
次に同調効果、「パスタが好きなんだよね」と言われたら「私もパスタ好き!」、「北海道でスキーがしたいな」なら「北海道でスキー、いいね」と同じ言葉を繰り返します。
さりげなく言葉を往復する事で、「この人と自分の価値観は同じ」と好印象を与えます。会話の際に相手の話を止めない、自分の事ばかり喋らない、否定しない事が大切です。
気持ちの距離を測る「ボッサードの法則」
相手が自分の事を好意的に見ているのかどうか知りたい時に確実な方法があります。心理学では男女の体の距離が近い程に、その2人の心の距離も近いと言われています。これを応用すると、相手があなたをどう思っているのかが解るのです。
人にはパーソナルスペースがあります。女性の場合は自身を焦点として円形に広がっています。男性は自身を焦点として前へ楕円形に広がります。
女性は親しくない相手と触れ合いそうな距離になると、少し身を引きます。男性ですと自分の前に親しくない人がいた場合、その状況を苦手とします。近くに居ても相手が避けないなら、チャンスはあります。
食事を一緒にするならば向かいの席ではなく、横並びになるようにカウンター席を選びましょう。こうすると2人の視線が交わりにくく、気まずさもなくなります。そして自然と距離が近い事から、女性も男性もお互いを意識するようになります。
特に相手の左側に座る事をお勧めします。左側から相手へ話しかけると、感情を司る右脳が反応します。すると相手がより会話に入りやすくなるからです。
恋の駆け引き「嫉妬のストラテジー」
友達・同僚期間が長かった相手の「友情」を「愛情」に変化させるには、嫉妬心を利用します。なかなか恋人関係が進まないという時にも効果あります。
とても小さな事でもいいのです。例えばあなたと相手は同じ職場だとします。そして相手の見える所で、他の人へ気軽に話しかけます。相手は「自分と話している時よりも楽しそう」と嫉妬心を持ちます。
女性ならば他の男性の肩へ軽くボディタッチをしてみたり、距離を近づけましょう。男性ならば他の女性の外見や内面を、やり過ぎない程度に褒めます。
人は誰でも少なからず独占欲を持っています、それをちょっとだけ刺激してあげるのです。今までとは違う感情の変化に、あなたの事を独占したい=恋愛感情なのだと気づきます。
こちらの記事も参考にどうぞ
ダブルバインドでうまく用件をきりだす
ゲインロス効果のギャップで魅せる
会う度に好きになるザイオンス効果
返報性の原理を突いた好意のお返し
アクティブリスニングの会話で引き込む
ボッサードの法則で距離感をリサーチ
恋の駆け引き嫉妬のストラテジー
恋愛に心理学を応用して成功に導くコツとして、「やり過ぎは禁物」という注意点があります。
あくまで自然に、そして色んなテクニックを使い過ぎないように、シンプルにいきましょう。
そうする事で相手にもあなたの気持ちが、より伝わりやすくなりますよ。
あなたにオススメの関連記事
[like]