寂しがり屋の心理特徴を知ることで、寂しくてたまらないと感じる気持ちも克服できるようになるでしょう。
ふとした瞬間に寂しくなってしまう。一度寂しいと感じると落ち込んで何もしたくなくなる…。そんな悩みを持っていませんか?
寂しがり屋になってしまうのは、あることが関係しているかもしれません。どんな特徴があるのかチェックしてみましょう。
寂しがり屋にみられる7つの心理特徴
友達や同僚の輪から孤立していると思っている
寂しがり屋の人は、自分は上手く周りに溶け込めていない、友達や同僚などのグループの輪から孤立していると悩みやすい傾向があります。
例えば皆が楽しそうに会話している中に入っていけず、相づちを打つだけになってしまうなど、そんな経験から「仲間外れにされている」と思ってしまうのです。
人前で気を張っているせいで、1人になったときに急に寂しくなって「嫌われているかも」、「皆、私なんてどうでもいいんだ」と落ち込みが酷くなるのでしょう。
自己肯定感が低く自信が持てない
人一倍自己肯定感が低く、そのせいで自分に自信が持てないのも寂しがり屋の人によく見る心理特徴。仕事や恋愛、人間関係などあらゆることに自信を失いがちです。
自己肯定感が低いとどうなりやすいかというと、自分の価値や存在意義を自分自身で認められないせいで、他人からの評価をそのまま自分の評価にしてしまいます。
友達が多くても寂しさを感じるのは、他人から良い評価をもらうために自分の気持ちを抑制し、他人の求める自分を演じるあまり八方美人になっているからです。
成功体験が少なく自分を否定する
寂しがり屋の人がついやってしまっているのが、自分を否定するという行為。これは成功体験が少ないことが関係していると考えられるでしょう。
頑張ったのに思うような評価を得られなかったり、褒めてもらえなかった。そうした経験から、「自分はダメな人間なんだ」と自己否定するようになってしまうのです。
他の人がチヤホヤされていることに羨ましさを感じる反面、「自分は同じことをしても全然構ってもらえない…」なんてネガティブに考えては寂しさを感じています。
誰かと一緒にいないとストレスを感じる
寂しがり屋の人は1人きりで過ごすことに慣れていません。そのため常に誰かと一緒にいなければ、寂しさのあまりストレスを感じやすくなります。
1人で過ごすことは、寂しがり屋の人にとって苦痛なのです。1人でいるとリラックスするどころか、気持ちが全然落ち着きません。
だからこそ寂しがり屋の人は毎日のように友達や恋人と会いたがったり、限界まで予定を入れて1人で過ごす時間を減らそうとします。
依存心が強く人やSNSに執着しがち
依存心が強く、恋人やSNSなどに執着しやすいのも寂しがり屋の人の心理特徴。依存することで寂しい気持ちを満たそうとしています。
自分だけではどうしても寂しいと感じる気持ちを解消できないので、自分以外の存在に寂しさを晴らしてもらおうとしているのでしょう。
そのため友達や恋人と頻繁に連絡を取りたがったりSNSで呟くなど、四六時中誰かとつながっていようとします。
悩みやすく常に不安定な状態
寂しがり屋の人はどちらかといえばネガティブなタイプ。些細なことでも気に病みやすく、いつも精神的に不安定な状態です。
誰かが言った何気ない言葉の意味を深堀りして考え込んでしまったり、ちょっとした失敗でどん底まで落ち込んでしまうのも寂しがり屋の人の特徴です。
常に不安でいっぱいなので、何をしても誰といても満たされません。満たされないことがますます寂しい気持ちを強くしているでしょう。
親といることが当たり前だったから
小さい頃から親の言う通りに生きてきた人は、その生活が当たり前になっているため、大人になっても誰かと一緒じゃないと寂しいと思いやすい傾向があります。
昔は何をしたらいいのか全部親が決めてくれて、自分は親の言うことに従うだけで良かったので、親と一緒にいれば何の不安もありませんでした。
しかし大人になり仕事などで親とも離れる時間が増え、更に自分で決断しなければいけないことも出てきたせいで、強い喪失感から誰か一緒にいてくれる人を求めてしまうのです。
寂しがり屋の克服法
些細なことでもいいので自分を褒める
朝ちゃんと時間通りに起きられた、遅刻せずに仕事へ行けた、定時まで頑張って仕事をした。これだけでもあなたは十分偉いです。
自分は偉い、自分はすごいと自分のことをどんどん褒めてください。失敗しても改善策や対応策を考えて、失敗にめげない自分を褒めましょう。
1人での外出や旅行を楽しめるようになる
今までは“1人で過ごす=緊張して落ち着かない”と思っていたのを、“1人でも楽しい”と思えるようにするのです。
最初はお気に入りのカフェへ行くことから始めて、大丈夫だと思ったら近場で日帰りでもいいので1人で旅行へ出かけてみましょう。
猫カフェなどへ行って動物と触れ合う
動物のほんのり温かい体温や触り心地の良い毛は、寂しい気持ちを癒してくれます。寂しくてどうしようもないときは動物に触れて、寂しさを解消してください。
アレルギーなどで動物を触れないという場合には、可愛い動物の動画を観たり、動物を育てるアプリゲームなどで癒されましょう。
周りの評価を気にせず自分らしく生きる
例えば1人でカフェへ行けないのは、「他のお客さんや店員さんに、友達がいない寂しい人だと思われたらどうしよう」といったネガティブな思い込みもあるでしょう。
最近では1人カラオケどころか、1人焼肉、1人鍋が出来るお店も出てきました。1人で過ごすことは、何もおかしいことではないのです。
SNSアカウントになるべくログインしない
SNSを触る時間をあらかじめ決めておいて、なるべくSNSにログインしないようにします。そのかわり、本を読んだり絵を描いたり、他の趣味を見つけるのです。
SNSのかわりに夢中になれる趣味が出来れば、寂しい気持ちも薄れるはず。趣味仲間が出来たら、寂しいと思う暇もなくなるでしょう。
周りから自分は孤立してしまってると思いがち
自信がもてず他の人より自己肯定感が低い傾向
頑張っても評価が低いと自分を否定しやすい
誰かと一緒にいないと落ち着かずストレスになる
寂しさを紛らわす為に常にSNSに依存している
ちょっとした事もで悩みやすく不安定な状態
いつも親が隣にいた生活が長い期間ある
1人でできる行動を増やし楽しめる事を見つける
寂しい時は猫カフェなどで動物と触れ合ってみる
不確かで変わりゆく周囲の評価など気にしない
SNS依存は時間を奪われているだけと認識する
寂しがり屋な人の心理特徴として多いのが、自己肯定感が低いせいで自分に全く自信が持てないということです。
自分にも寂しがり屋な人の特徴があるかもしれないと感じたら、そのままにするのではなく、克服することをおすすめします。
寂しい気持ちを抱えたままでは、ますますネガティブになるばかり。寂しさを克服して、1人でいることにも慣れればもっと人生が楽しくなりますよ。
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