エフィカシーとは自己効力感のこと。エフィカシーを上げることで自信がみなぎり、なりたかった理想の自分へ近づけるのです。
何かしたいと思っていても自信がないせいで行動に移せない、そんな悩めるあなたはエフィカシーを上げて自信をつけてください。
エフィカシーを上げるのに難しく考えることはありません。ご紹介する方法を試せば簡単にエフィカシーを上げられます。
エフィカシーの意味とは
エフィカシー(自己効力感)
エフィカシー(自己効力感)とは、自分の能力に対して自分自身がつける評価のことです。「自分は仕事ができない」、「自分はこの仕事が得意だ」と感じたことはありませんか?
何か行動を起こす前に○○ができる、あるいは得意、または○○ができない、あるいは不得意と思考して自己評価することがエフィカシーなのです。
エフィカシー(自己効力感)が低い人の特徴
エフィカシーが低い人は自己評価が著しく低いせいで物事に対する自信がもてない、引っ込み思案、ネガティブ思考で物事を考えすぎて行動できないといった特徴があります。
「自分にはこんな仕事できない、多分失敗してしまうだろう」、「私は可愛くないから恋人ができないだろう」と自己肯定感が低いせいで、自らチャンスの芽を潰しているのです。
エフィカシー(自己効力感)を上げるメリット
エフィカシーを上げることで起こるメリットは様々ありますが最も大きいのは、なりたいと思っている理想の自分へ近づくことができるという点でしょう。
自分にはとても無理だと思って諦めていたこと、自分なんか、自分なんてという低すぎる自己肯定感を上げることで、あなたは変われます。
緊張せずに人と会話したい、もっと給料が欲しい、充実した人生を送りたいと思うならば、エフィカシーを上げれば理想の自分になることも夢ではありません。
エフィカシーを上げる7つのポイントやコツ
理想の自分を思い描いてゴールを決めておく
エフィカシーを上げるには欠かせないのが、理想の自分とはどんな自分かを思い描き、どうなりたいか、どうしたいかというゴールを設定しておくことです。
何も目標を決めずにエフィカシーを上げようと思ってもかなり大変。今まで自信がなかった人、飽きっぽい人はエフィカシーが上がる前に諦めてしまうでしょう。
エフィカシーを上げるならば「自分はどうなりたいか」、「どんな自分になって何をしたいのか」といった、大まかでもいいのでゴールを決めておくと良いのです。
例えば「今まで人見知りで恋人が作れなかったから恋人を作って楽しい日々を過ごしたい」ということでもいいでしょう。あなたの好きに決めてください。
「恋人を作る」をゴールにするのではなく「恋人を過ごす日々」をゴールに設定することがエフィカシーを上げる上での大切なポイントです。
自分の良いところを考えて自己肯定感を上げる
自分の良いところはどこか、好きなところはどこであるか、得意なことは何であるかを考えてください。それが自己肯定感を上げるきっかけになります。
考えても何も思いつかないときは、「何をしているときが一番楽しい気持ちになれるのか」を基準にして考えてみましょう。それがあなたの良いところです。
「早寝早起きが苦ではない」、「料理を作ることが得意」など、小さなことでもいいので紙などに書きだしてみましょう。
自分の欠点や失敗を受け入れて自分を許す
エフィカシーを上げるのに大切なのが、自分の欠点や失敗をちゃんと受け止めることです。自分を許さなければエフィカシーは上げられません。
もしも人見知りしてしまうことが自分の欠点だと思ったなら、「人を注意深く観察する癖があるだけだ」と思って、自分のことを許してあげてください。
仕事で失敗したときは必要以上に落ち込まない、怒られたからといって相手を恨まないなど、感受することで人は成長できるのです。
何か始める前には自分が物事をできる理由を考える
何か新しいことを始めようとしたときに、無意識に「こんなことやっても無駄なだけ」、「失敗しそう」と思ってしまうことがあるでしょう。
しかし物事を始める前からそんなことを考えていることこそが無駄であり、失敗ばかり恐れているからいつまで経っても「なにもできない自分」のままなのです。
もしも何か始めようと思ったら、自分がそれを行うことで起こるメリットや自分にとっての得を考えてみましょう。つまり良いことだけ考えるのです。
「自分は○○できるだろう。何故なら○○は自分が一番得意なことだから」と思い込んでこそ、難しいことでも自信を失くさずに挑戦できます。
他人を褒めながら自分への褒め言葉を見つける
自己肯定感が低いエフィカシーの下がっている人は、自分を褒めようと思ってもなかなかうまくいきませんし、褒め言葉の後に「やっぱり自分には無理かも」と思うでしょう。
そんなときは自分よりも他人を褒めるのです。本人に直接言ってもいいですし、言わなくてもいいので「○○さんは××なところが素敵」というように褒めてください。
他人を肯定し褒めていると、その内自分への褒め言葉を見つけられるようになります。そのときが自己肯定感を上げ、エフィカシーを上げるチャンスでもあるのです。
「できない」を封じ自分は必ずできると思い込む
「できない、無理、失敗する」というようなネガティブな言葉はもう言わないようにしましょう。これらの言葉はせっかく上がったエフィカシーを下げてしまいます。
一番いいのは自分を勘違いさせること。根拠のない強い自信こそがエフィカシーを上げるコツであり、それが成功を呼び込んでくれるでしょう。
「絶対に成功する、うまくいく、自分はすごい人間だ」とわざと勘違いしてください。心の中で、自分には才能がある、何でもできる力を秘めていると思い込むのです。
引き寄せの法則という言葉があるように、思い込むことで無意識に理想の状態へと進もうとします。人前での勘違いは痛いだけですが、適度な勘違いは良いことだらけです。
コンフォートゾーン(心地良い領域)を決める
コンフォートゾーンとは自分自身が最も心地良いと感じることのできる領域を意味します。コンフォートゾーンを決めておけば、エフィカシーも上がりやすくなります。
コンフォートゾーンを設定するには、まず「自分の習慣」と「1日の行動」を思い出してください。その中で落ち着くと思える行動があなたのコンフォートゾーンです。
布団の中、お風呂の時間が落ち着くならばそれがあなたのコンフォートゾーン。仕事についてストレスや不安を感じるなら、それがあなたのコンフォートゾーン外のこととなります。
エフィカシーを上げるにはコンフォートゾーンの外へ出る勇気をもつことがポイントです。コンフォートゾーンは通称「ぬるま湯」とも呼ばれ、そのままでは成長できません。
適度な不安と緊張とストレスが「成長しなければいけない」と思い込ませてくれ、それがエフィカシーを上げる力に繋がるのです。
自己効力感ともいい自分の出来る事を自分で評価すること
エフィカシーを上げる事でポジティブに生きられる
理想のゴール設定をイメージして進んでゆく
自分の良い所や得意分野を知り伸ばしてゆく
失敗や苦手な事を避けずに受け入れて改善
新しい挑戦では出来る事や得られるメリットを考える
他人を褒めながら良い部分を取り入れてゆく
ネガティブな言葉や思考は封印
コンフォートゾーンで自分を振り返りつつ成長へ繋げる
エフィカシーを上げることで、あなたは今以上に成長し、過去のトラウマや自己肯定感の低さを改善できることでしょう。
ポジティブな思い込み、そしてぬるま湯から抜け出そうとする野心をもつことで、エフィカシーを上げてなりたい自分になってください。
エフィカシーが上がればこれまでできなかったこと、諦めていたこともできるようになるのです。
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