芯が強い人に共通している特徴を取り入れる事が「軸がブレずに生きるコツ」です。芯が強く軸がしっかりしている人は周囲から尊敬される存在でもあります。
いつも行動と言動が伴っていない、軽率な人だと思われ信用してもらえないと悩んでいるならば、芯が強い人になりましょう。
軸がブレない生き方が出来るポイントを知るだけでも、今よりもっと人間関係や周囲の環境を良くできるのです。
芯が強い人に見られる7つの特徴
生活や心に余裕があり焦りがない
金銭的な事、仕事、人間関係や体調といった「自分の生活」にゆとりがある人は、自然とそのまま心にも余裕が生まれます。
だからこそ周囲を見渡すような俯瞰的な物の考え方が出来て、他者に対して適切な対応を取れるのです。
芯が強い人は自分自身に余裕がありますから、より「軸がしっかりした行動や発言」をする自信を持っていられるのでしょう。
自分の譲れないポリシーがある
芯が強い人は「自分はこんな夢があり、その為にこんな事をしたい」というポリシーの元、行動しています。
一点集中型で、思い立ったらそのまま猪突猛進。やりたい事を自分が思うがままにやろうとするのです。
そのせいで他者からは「あの人は諦めが悪い」、「一つの事しか見えていない」と思われがちです。しかし芯が強い人は気にしていません。
とにかく自分の欲求に正直ですから、「やらない後悔よりやる後悔」の精神で我が道を突き進んでいます。
発言と行動にしっかり筋が通っている
言っている事(発言)とやっている事(行動)が伴わないと、自分を過大評価し過ぎるあまりに発言も大げさになりがちで、実力不足で実行に至りません。
例えば「営業のアポを1日に10件取るなんて余裕、出来ないのはダメ営業マン」と言いつつ、実際自分がやってみると1日3件のアポ取りが精々という人です。
芯が強い人は簡単に無謀な事を言いませんし、やるなら黙って実行します。だからこそ説得力があるのだと周囲から思われやすいのです。
「これをこうする」と言った事は必ず達成しようと努力を惜しみませんから、「言っただけ」にならず、発言と行動に筋が通っています。
愚痴や言い訳をひけらかさない
何か自分に不利な出来事がある度に愚痴ったり言い訳したり、泣き言を言う人は、それにより他者に甘えようとしていると考えられます。
芯の強い人は愚痴、言い訳、泣き言といったネガティブな言葉で自分を守ろうとしません。そういった言葉を吐かずに飲み込んで我慢しています。
それは「ネガティブな言葉で他者からの同情を引こうとしても、今抱えている問題が解決する訳ではない」と解っているからです。
流行りに飲まれて手の平返しをしない
世間で何か流行る度にそれに流される人がいますが、こういった人々は今まで嫌いだった人が相手でも簡単に「好き」だと言って手の平返しをしがちです。
芯の強い人は「自分はこれが好きでこれは嫌い」とハッキリした好き嫌いを持っていますから、周囲から「軸がブレない」と思われやすい傾向があります。
少々頑固者だと思われる事もありますが、それでも自分の中に確固たる強い意思があるので、考えを簡単に曲げようとしません。
周囲の評価で自分の意見を変えない
「○○部長は自分の意見にそぐわない考え方をする部下が嫌いで査定を下げるらしい」、そんな噂話しを聞くと、大抵の人は問題の相手に媚びようとします。
しかし芯が強い人は「○○部長がそう思おうが、しかし自分はそれとは違う考え方を持っている」と、真っ向から反論します。
芯が強い人はそれだけ「周囲の評価を気にして自分を抑える事をしない人」なので、一匹狼になっても自分の意見を覆さないのです。
自分の実力や短所長所を把握している
芯が強い人がどうして「軸がブレない人」でいられるのか、それは自分自身の実力、短所や長所をしっかり把握できているからでしょう。
自分はこれが苦手だがあれは得意分野だ、こういった仕事は上手くできないからそれをどう得意な事で補うか、それがしっかり考えられる人です。
「大口を叩いて実力以上の事に挑戦し、失敗して周囲に迷惑をかける」というような問題行動も起こしません。
芯を強く持って軸をブレなくする方法
自分の長所と短所を知っておく事
何が得意で何が不得意か、何が出来てどんな事が出来ないのか。そういった自分の長所と短所を隅々まで把握しておきましょう。
すると、自ずと「どんな仕事がどれくらい出来るか」、「自分は何がどこまでどんな風に出来て、それがどんな事に役立てられるか」が解ります。
自分を知るとはそういう事です。これが出来れば芯が強く、軸のブレにくい人になれるでしょう。
筋の通った言動と行動を心掛ける
プライドを守る為、見栄の為に出来ない事でも出来ると言い張ってしまったり、そのせいで窮地に立たされ後悔した経験はありませんか?
これでは「嘘つき」、「口だけ達者で実力不足」だと捉えられても不思議ではありません。自分の軽率な言葉で自分を追い込んでいるだけです。
一本筋の通った言動と行動を心掛けるだけでも、周囲からは「軸がブレない芯の強い人」だと思ってもらえるようになります。
愚痴や泣き言や言い訳は飲み込む事
愚痴、泣き言、言い訳ばかりで自分を取り繕う人と、それをしないでひたすら自分のやるべき事に打ち込む人、どちらが周囲から好印象を得やすいでしょう?
答えは後者の人。あれこれと口先だけで自分の評判を守ろうとする人より、ネガティブな言葉は飲み込んでやるべき事をやる人の方が潔く見えるのです。
どうしても吐き出さないと耐えきれない事もあります。そんな時は誰にも見られないノートや鍵つきSNSに思いっきり愚痴や泣き言を書いて発散しましょう。
一匹狼の孤独感に耐える事
軸のブレない芯の強い人は、周囲から尊敬され頼られますが、しかし時にその自信たっぷりな言動や行動から「威張っている」と誤解される事もあります。
卑屈な考え方を持つ人、周囲を妬んでしまいやすい人からは特にそう思われやすく、一匹狼になりがちなのです。
しかし軸のブレない、言動と行動が伴う人になるにはその孤独感に耐え、孤高を目指し、周囲の評価を気にせずにいる精神も大切です。
ただの頑固者にならないように注意
軸のブレない言動と行動と言っても、ただの「周囲の意見を無視する頑固者」になってしまっては逆効果。これではただのわがままな人です。
自分の意見を発言しつつ、時には周囲からの意見を取り込む余裕も見せましょう。独善的にならず、「皆で協力する思考」を持つのです。
すると「ただの頑固で反抗的な空気の読めない人」から「皆の意見も汲んで周囲をまとめるリーダータイプ」になれるでしょう。
心に余裕があるので焦りがない
譲れないポリシーを持っている
発言と行動が一致している
泣きごとで取り繕わない
ころころと流行りに飲まれない
周囲の評価で意見を変えない
自分の実力や短所長所がわかっている
得意分野を知り筋を通す行動を心がける
愚痴や言い訳をこぼさない
孤高を目指し頑固者にならない柔軟さを持つ
芯が強く軸がブレない人は、周囲の人から「頼り甲斐がある」、「自分のやるべき事が出来ている」、「責任感が強そう」と好印象を持たれます。
自分の意見を無理やり押し通そうとする頑固でKYな人にならないように注意しつつ、尊敬されるような芯が強い人を目指しましょう。
芯が強くなる事で今までより更に人間関係が良くなる他、仕事に対しても自信が出て、心にもゆとりが生まれてくるはずです。
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