梅湯って聞いたことがありますか?昔ながらの梅湯の効果がすごいと話題なのです。
梅は、昔から「医者いらず」と言われるほど、疲労回復効果や身体の調子を整える効果があるとして、人々の健康を支えて来たと言われていますが、ただの言い伝えではなく、その効果は科学的にも実証されていて、近年その効果に再び注目が集まっているのです。
その薬効が高い梅を使った梅湯を飲むことで、あなたを悩ませる不調が楽になれるかも知れませんよ!今回は、そんな梅湯の驚きの効果や、梅湯流しというデトックスの方法などご紹介したいと思います。
梅湯の効果5つで体調改善!作り方とレシピや梅湯流しの方法
話題の梅湯ってどんなもの?
梅湯の素となる、梅干しは食欲増進や疲労回復、自律神経を整える効果など、健康にいいと言われていますが、その梅干しをお湯に入れて飲む梅湯は、梅干しの栄養を余すことなく摂ることができるので、効率がよい上に、白湯の効果もプラスされ身体に優しく体調を整えてくれるのです。
とても手軽にできるのに、身体の調子を整えてくれるなんて嬉しいですよね~
梅湯に使う梅干しは、食べやすいように色々と添加物が加えられた梅干しだと効果が半減してしまうので、出来るだけ昔ながらの塩のみで漬けられた無添加のものがいいようです。
風邪の引き始めや喉の痛みの改善効果
風邪の引き始めに、喉がイガイガ痛いことありますよね?
そんなときは、梅湯の出番です!殺菌作用のある梅干しを使った梅湯は、昔から喉の炎症を抑え痛みをやわらげてくれると言われています。
子供の頃におばあちゃんが作ってくれたという思い出がある人もいるようですが、実際に痛みが取れるという話がネット上でも話題になっているので、試す価値ありですよ。
インフルエンザも怖くない?!免疫力アップの効果
すっぱい梅干しですが、実は弱アルカリ性の食品なんですね。
酸性に傾くと不調が出ると言われている身体をアルカリ性に保ち、様々な臓器の働きを正常にしてくれる働きがあります。身体の機能がちゃんと働くことで、免疫力や自然治癒力も高まり、病気にかかりにくく、治りやすい身体になることが出来ます。
また、体温が1度下がると免疫力は30%下がると言われているので、ただ梅干しを食べるだけよりも身体を温めてくれる梅湯は、更に免疫力を高めることが出来るのです。
女性の敵!冷え性改善効果
女性に多い悩みの冷えのは、万病のもとと言われ、肩こりや肌荒れ、月経トラブルなど様々な不調の原因にもなり、とても辛いですよね。
梅湯は温かい飲み物なので、身体を温めることができるうえに、梅干しを焼くことで、ムメフラームという血行促進してくれる成分が出来るので、身体を温める効果がUPすると言われています。
冷えて血行が悪くなると、肌荒れなどのトラブルも出やすくなりますので、血行がよくなり栄養や酸素がちゃんと行き渡ると、肌トラブルも改善してみずみずしい肌を保つことが出来ますよ。
食べ過ぎ飲みすぎが続いた胃腸の疲れの改善効果
食べ過ぎ飲みすぎが続くと、胃腸に負担がかかって、消化機能が低下してしまいますよね。胃もたれしたり、ひどくなると下痢や吐き気がすることも!そんなときも梅湯が助けてくれます。
吐き気や下痢を抑えてくれて、胃腸の熱をとる効果があるんですね。
胃腸の疲れには、梅干しを焼かずにそのまま使うのがポイントです。疲れた胃腸に酸味のある優しい梅湯が広がり、だんだんと楽になってくるのを感じますよ。
疲れがなかなか取れないときの疲労回復効果
梅干しすっぱいのは、クエン酸が豊富に含まれているからです。
このクエン酸は、エネルギーを作り出すクエン酸回路の働きを活性化し、疲労回復効果があることで知られています。なかなか疲れが取れないときは、このクエン酸回路の働きが弱まってしまっているのかも知れません。
激しい運動をした後や、なんだか疲れが取れないなという時は、梅湯をゆっくりと飲んでみてください。温かい飲み物は、ほっとリラックスすることも出来るので、疲れがスッキリとれて、身体が軽くなり、やる気が湧いてきますよ。
基本的な梅湯の作り方とちょい足しで効果アップのレシピ
梅湯の基本的な作り方
② カップに梅干し(大きさにより1~2個)を入れて、お湯を注ぐ。
③ 梅干しを潰しながら、梅肉と一緒に飲む。
風邪で喉が痛むときは、この梅湯を飲むと痛みが和らぎますよ~
焼いた梅は時間が経っても成分は変わらないので、まとめて焼いて冷蔵庫で保管して置けば、いつでもすぐに梅湯を飲むことができます。
梅湯+ショウガで冷え性改善効果アップ
② 水に擦った生姜を入れて、お湯を沸かす。
③ カップに擦った生姜と梅干し(焼いても焼かなくてOK 1~2個)を入れる。
④ 生姜を煮出したお湯を注ぎ、梅干しを潰して飲む。
梅湯+はちみつで風邪予防効果アップ
梅干しの酸味が苦手な人にも、はちみつの甘さが加わって飲みやすくなるのでおすすめです。
デトックス効果抜群!梅湯流し
たかが梅干しを入れたお湯とは侮れない効果のある梅湯なんですが、この梅湯を使って行う梅湯流しと呼ばれるデトックスの効果が凄まじくすごいのです!
梅流しをすることで、臓器や血液がデトックスされ、その人が本来持っている自然治癒力が活性化して、ダイエットにもなるそうなのです。
梅湯流しの方法をご紹介したいと思いますので、デトックスしてスッキリしたいときに是非試してみてください。
梅流しをやってみよう
② 2Lの水に梅干し8個を入れてほぐし5分煮て、梅湯を作ります。
③ まず、水をコップ1杯飲み、煮出した梅湯をどんぶり1杯(300ml~500ml)ゆっくりと飲み干します。
④ キャベツ、だいこん、きゅうり、とまと、にんじんなど5種類ほどの生野菜に味噌をつけて食べます。味噌なしで梅湯を飲みながら食べてもOKです。
⑤ 便意を催すまで、梅湯を飲みながら生野菜を食べ続けます。個人差はありますが、40~50分ほどすると便意を催してくるので、トイレに行きます。
⑥ 5~6回くらいトイレに行くと自然と便意はおさまるので、おさまったら季節の果物を食べます。
⑦ ミルクティーを1杯飲む。生姜を入れたミルクティーをすすめている方法もあるのでお好みで選んで。
梅湯流しの注意とポイント
一通りの流れが済むまでに、1時間半~3時間くらいかかるので、ゆっくりと取り組める時間があるときに行うようにしましょう。
そして、トイレに行き出すと占領してしまう可能性大なので、家族がいる人は家族の確認を取ってから行うといいですよ~
梅流しを行った翌日以降の食事は、胃腸に負担をかけてしまう、油ものや肉類は食べないようにし野菜や果物などから食べ始め、野菜スープやおかゆなど消化がいいものを食べて、少しづつ胃腸を慣らすようにするのがポイントです。味付けもなるべく薄くします。
断食したのを同じ日数かけて、(2日半断食したら2日半慣らす食事)普段の食事にしていきます。それまでの食事が、インスタントや身体に負担のかかるものが多かった人は、これを機に食事を見直してみるとさらに身体が楽になりますよ。
梅流しを普段過食をしている人が急に行うと、頭痛が起きることがあるようですので、様子を見ながらゆっくり進めてくださいね。
あなたの想像をはるかに超えるデトックス効果があります!
実は、筆者も年末年始で普段食べないような豪華な食事が続き、胃腸が疲れて身体も重くなって体調が良くなく、吹き出物など肌にもトラブルが出ていたので、この梅流しを体験してみたのですが、予想以上にすごかったです。
初めての梅流しだったので、朝昼抜いて夕方から始めたのですが、ちゃんと効果を感じることが出来ましたよ。
2食の断食であれば、夕方5時くらいから梅流しを始めるようにするといいということだったので、そのようにしたのですが、日中は忙しく動いていると空腹が辛いということもなかったです。逆に、やっぱりそれまで食べ過ぎだったなと感じました。
梅湯を飲みだしてから2時間くらいの間にトイレに何度も通い、身体に溜まった要らないものがドンドン出ている感じがありましたが、出切ってしまうと不思議なくらいにピタッと便意が止まって、辛くはなくむしろ爽快な気分でした。
ただ、大きさも500円玉くらいもあり、塩だけで漬けられた昔ながらの梅干しを、レシピ通り8個使ったら、梅湯の塩分がだんだんときつく感じられるようになって、飲み進めるのが大変でした。そういう場合は、野菜に味噌を付けずに、梅湯を飲みながら食べるといいようです。
そして、翌日以降がまたまたビックリ!
梅干し8個もの塩分を摂っているので、むくんだりしないのか?とちょっと心配だったのですが、不思議なことにむくみは全くなく、心配は無用でした!
寝起きがとても良く、それまで感じていた常に胃もたれしているような感じや身体の重だるさが全くなくなり、身体が軽く感じられ、朝から活動的になることが出来ましたよ~
風邪の引き始めや喉の痛みの改善効果
インフルエンザも怖くない?!免疫力アップ効果
女性の敵!冷え性改善効果
食べ過ぎ飲みすぎの胃腸の疲れの改善効果
疲れがなかなか取れないときの疲労回復効果
+ショウガで冷え性改善効果アップ
+はちみつで風邪予防効果アップ
想像をはるかに超える梅湯のデトックス効果
たかが梅干しを入れたお湯と侮るべからず!
梅湯に魅了されて、梅湯流しを行ったあとも子供と一緒に時々梅湯を飲んでいるのですが、周りでインフルエンザや胃腸炎が大流行しているにも関わらず、我が家が元気に過ごせているのは梅湯効果?かもしれません。
皆さんも、昔ながらのスーパードリンク梅湯で、体調整えて元気に過ごしてみてはいかがでしょうか。
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