いまひとつやる気が起きない、元気が出ないという時にも、アロマが効果的なのをご存知ですか?
やらなきゃいけないことが山積みで、やらなきゃと思うものの、やる気が起きない。なんだか気持がパッとしなくて、元気が出ない。飲みに行ってリフレッシュするのもいいですが、根本的な解決にはならないことも。
そんな時は、アロマを使ってみましょう。アロマが、やる気が起きない悩みを元から解決してくれますよ。
今回は、そんなやる気や元気を引き出すアロマをご紹介したいと思います。
やる気や元気を引き出したい時に効果的なアロマ9つ
交感神経刺激するグレープフルーツ
みなさんよくご存知のグレープフルーツの精油は、活動時に優位になる交感神経を活性化する働きがあります。
よくリラックスして副交感神経を活性化しましょうと言われているので、交感神経は悪者なのかな?と勘違いしてしまいそうになりますが、自律神経は交感神経と副交感神経のバランスが整ってこそ、からだが正常に働くわけです。
副交感神経が過剰になり、上手く交感神経へのスイッチが切り替えられないと、ぼ~っとしがちで何をするにもやる気がでない、ということになってしまうのです。
そんなときは、朝起きてすぐにグレープフルーツの香りを嗅ぐと、日中の活動時に働くべき交感神経を刺激してスイッチが入り、よーし!とやる気が湧いてくるようになりますよ。
※光毒性があるので、皮膚に塗布した後に太陽に当たらないようにしてください
アールグレーの香りがやる気を回復させるベルガモット
ベルガモットは、みかんの一種で紅茶のアールグレーの香りづけに使われることでも知られています。
爽やかな柑橘系の香りには、気力を回復させたり、滞ったエネルギーを循環させる働きがあります。やる気、元気、”気”がつくこれらの言葉は、文字通り気=エネルギーがポイントです。
忙しすぎてエネルギーが不足しているとき、やらなきゃと思っているのにやる気が出なくてダラダラと時間だけが過ぎてしまう時、やる気を起こそうとすればするほど空回りする時などは、ベルガモットを使ってみましょう。
自発性と楽観性を刺激し、エネルギーの流れがスムーズになり、やる気が出てきますよ~
皮膚に塗布した後に、太陽に当たると肌トラブルの原因となる光毒性が強い精油ですので、トリートメントなどで皮膚に付くような使い方をするときは、光毒性の原因となる成分、フクロマリンが含まれていない精油を選ぶようにするとより安心です。
※光毒性があるので、皮膚に塗布した後に太陽に当たらないようにしてください
頭をスッキリさせてやる気アップのレモン
爽やかなレモンの香り成分リモネンとシトラールには、頭をスッキリさせてやる気を増強する働きがあります。
レモンの精油を使えば、精神的な行き詰まりを解消して、明るい気持ちになれるので、再び元気を取り戻すことが出来ますよ。ぼ~っとしてやる気が起きないときは、ディフュザーやルームスプレーにして芳香浴をしましょう。
集中力アップも期待できるレモンなら、やる気も継続して、やらなければならないことがちゃんと片付きますよ。ハーブ系との相性がいいので、ローズマリ―とブレンドして使うのもおすすめです。
※光毒性があるので、皮膚に塗布した後に太陽に当たらないようにしてください
完璧主義さんにおすすめオレンジスイート
ダメだダメだと自分を追い込みすぎたり、ついつい周りへの要求も高くなってしまう、そんな完璧主義さんは、走って走って走り続けた結果、ストレスや欲求不満が溜まって、ある時急にやる気が出ないという事態に陥ることも!
本格的なうつ病になる前に、オレンジスイートに助けてもらいましょう。このタイプのやる気のなさは、ちょっと休憩することがポイントです。オレンジスイートの甘く爽やかなアロマバスに入ってゆっくり深呼吸するようにしましょう。
そうすれば、完璧さんの考え方に柔軟性を与えて、もっと気楽に楽しむことを思い出し、自然とやる気を取り戻せますよ。
※光毒性があるので、皮膚に塗布した後に太陽に当たらないようにしてください
気持を高めるローズマリー
ローズマリーは、鶏肉料理によく使われる強いフレッシュなハーブの香りが特徴のハーブです。気持を高める働きがあるので、無気力でうつぽいな~なんていう時に効果を発揮してくれますよ。
あ~でもない、こうでもない、こうしたら〇〇になっちゃうかも~なんて、行動せずに考えてばかりいるとただエネルギーを消耗して、どんどんやる気もなくなってきてしまいます。
ひとまずやってみてダメなら、方向転換。そんな風に行動しているうちに正解を見つけられて、またやる気に繋がる。ローズマリーを使ことで、そんな選択が出来るように後押ししてくれますよ~
※妊娠・授乳中、てんかん、高血圧の方、幼児は使用をお避けください
疲れた心を回復するレモングラス
レモングラスは、ハーブティやタイ料理のトムヤンクンなどに使われる、稲のような長い葉っぱが特徴のハーブです。
シトラスとグリーンを併せ持った香りは、疲れた心に元気を与えてくれます。心が回復すればポジティブに考えられるようになり、新たなチャレンジ精神も湧いてきますよ。
また、やる気のエンジンとなるアドレナリンの分泌を促す働きがあるとも言われているので、やる気を出したいときも役立ってくれます。
※妊娠初期は使用をお避けください
やる気を継続させるシダーウッド
まるで森林浴をしているような気分になれるシダーウッドの香りは、脳を活性化してやる気を起こさせてくれます。
やらなきゃいけないのに、気分が散漫してやる気が続かないことありますよね。
テスト前で勉強しなきゃと机を片付けていたら、気になる写真が出てきて、すっかり勉強する気がなくなる~って言うような時にはシダーウッドが活躍してくれますよ。
シダーウッドの香りを嗅いで、やる気を継続させて効率よく終わらせちゃいましょう。
※妊娠・授乳中、てんかんの人は使用をお避けください
精神疲労が溜まっているときはローズウッド
気を遣いすぎたりして、精神的に疲れてしまっている時は、元気もやる気もなくなってきて、どうでもいいや~と投げやりな気持ちになってしまうこともありますよね。
でも、現実はどうにでもなれ!という訳にはいかず、負のスパイラルに。そんなときは、ローズウッドを使いましょう!
ローズウッドの甘くウッディな中にスパイシーさがある優しい香りには、強力な癒し効果があり気持を楽にしてバランスを取り戻してくれますよ。
そうすれば周りに振り回されることなく、適切な心遣いが出来るようになり、周りにも喜ばれて元気も回復するという、ポジティブなスパイラルが起せるようになりますよ~
※禁忌は特にありません
身体が重くてやる気がでないときはジュニパー
何だか身体が重たくてやる気もでないって時ありますよね。そんなときは、ジュニパーの出番です。
ジュニパーは、水分バランスを整えリンパの流れをスムーズにしてくれる働きがあるので、身体がスッキリします。
また、心に対してもネガティブな感情やわだかまりを押し流して、浄化してくれる作用があるので、心も身体も軽くなり、やる気を回復してくれますよ。
アロマバスにするほか、20mlの植物オイルに精油を4滴混ぜたオイルでマッサージするようにするのが効果的です。
※妊娠中、腎臓疾患のある人は使用をお避けください
交感神経刺激するグレープフルーツ
アールグレーの香りがやる気を回復させるベルガモット
頭をスッキリさせてやる気アップのレモン
完璧主義さんにおすすめオレンジスイート
気持を高めるローズマリー
疲れた心を回復するレモングラス
やる気を継続させるシダーウッド
精神疲労が溜まっているときはローズウッド
身体が重くてやる気がでないときはジュニパー
いかがでしたか?柑橘系の精油が多く並びましたが、想像するだけでも爽やかな香りは気分がシャキっとする感じがしませんか?
逆に、甘くゆったりとした香りは、のんびりとした気分になり、よし!とやる気を出す時には向いていませんが、リラックスして気力をチャージするという点では効果あり。
アロマは好きな香りを選ぶということもポイントですが、シチュエーションに合わせて選ぶことで、想像以上の効果をもたらしてくれます。
ぜひ生活の中にちょっとアロマを取り入れて、ONとOFFの切り替え上手になりましょう~
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