毎年辛い花粉症にアロマオイルが効果的だということをご存知ですか?鼻水ダラダラ、鼻が詰まって苦しい、目がかゆい・・・・イライラして精神的にもストレス満載!!
いつになったら終わるのか?と花粉症の時期は毎日辛いですよね。そんな辛い症状に、アロマが有効だと取り入れる方が増えています。
もしかしたらアロマで今年は少し症状が和らぐかも?!そんな期待を込めて、症状が出る前から使う方法もご紹介しますので必見ですよ~
花粉症に効果的なアロマオイル5つでツライ症状を和らげる!
のどの不調にティーツリー
ティーツリーは殺菌作用の高いことで知られる精油ですが、炎症を抑える効果もあり花粉症にも有効な精油です。鼻づまりや喉の不調に効果を発揮してくれます。
鼻づまりやのどがイガイガするときなどは、蒸気吸入するのが特におすすめです。マスクで使用する時には、1滴落として使うようにすると、とても簡単なのに楽になりますよ。
※妊娠初期、低血圧の方は使用をお避けください
呼吸器トラブルにユーカリ
ユーカリと言えば、コアラが好きな葉っぱのイメージのある植物ですが、オーストラリアではティーツリーとならんで、各家庭の薬箱に常備されていると言われるほど優れた精油で、ユーカリには呼吸を楽にしてくれる作用があります。
いくつか種類のあるユーカリの中でも、花粉症には刺激の少ないユーカリ・ラジアータがいいですね。特に咳が出るようなときは、首から胸にかけて希釈したオイルをマッサージするように塗布するのがおすすめです。
※妊娠初期は使用をお避けください
鼻づまりにペパーミント
鼻が詰まって息苦しいときにはスーッと清涼感のある香りのペパーミントが活躍してくれます。ペパーミントには、炎症を抑える作用があるので、鼻の炎症を抑えて呼吸のとおりをよくしてくれます。
鼻づまりが続くと、頭の方まで重たくなってきますよね。そんなときにはペパーミントの香りをかぐと、頭もスッキリしますよ。
仕事中などはティッシュに精油を1滴落として、香りを嗅ぐだけでも有効ですが、鼻づまりが辛い時は希釈した精油を、小鼻の横のところに塗ってツボ押しすると、鼻の重苦しさが解消されますよ。
※妊娠・授乳中、高血圧、てんかんの方は使用をお避けください
目のかゆみ&鼻の赤みにジャーマン・カモミール
ハーブティでもおなじみ、リラックス効果があるカモミールですが、花粉症にも効果ありの精油なのです。
カモミールには、ローマンとジャーマンの2種類あり、どちらも花粉症に有効と言われる精油ですが、ジャーマン・カモミールに含まれるカマズレンという成分には、炎症とアレルギー症状を和らげる作用が優れているのでジャーマン・カモミールがおすすめですね。
花粉症で目がかゆくて、むずくて、かきむしりたくなるようなときも、ジャーマン・カモミールの出番です。鼻から香りをかぐだけでも効果はありますし、水に精油を1~2滴落として冷タオルを作り、目の上に当てるのもかゆみの軽減になるのでおすすめです。
また、ジャーマン・カモミールには肌の傷を修復したり炎症を抑える作用もあるので、鼻のかみすぎで肌が赤くなって痛~い!なんて時には是非使ってみてください。
※妊娠初期、キク科のアレルギーの方は使用をお避けください
症状が出る前にグレープフルーツ
花粉症をはじめとするアレルギーは、副交感神経が活発になりがちな人に起こりやすいと言われています。
副交感神経の働きを高めて・・・という言葉をよく耳にしますが、自律神経の交感神経と副交感神経はバランスが取れている状態がいいので、副交感神経ばかりが活発なのは、良い状態とは言えないのです。
そこで名乗りを上げるのがグレープフルーツです。グレープフルーツには交感神経を活性させる作用があります。交感神経を刺激して、花粉症の症状が起きにくい体質にしていくことも大切な要因のひとつと言うのは納得がいきますよね。
グレープフルーツは、症状の起きる前から使うことがポイントです。交感神経優位になる朝にグレープフルーツを嗅いで、自律神経のバランスを整えておきましょう。
※光毒性があるので肌に塗布した直後に日光に当たらないようにする。花粉症対策には、トリートメントではなく香りを嗅ぐだけにすると安心。
花粉症対策に有効なアロマオイルの使い方
芳香浴
ディフュザーなどで香りを空中に拡散させる方法です。症状が出る前の時期に、アロマを使うことで予防効果があると言われていますので、この方法で香りを嗅ぐようにしておくと、例年より楽に過ごせるかも知れません。
アロマバス
精油を5滴、自然塩か植物オイルに混ぜてお風呂に入れます。花粉症の時期は、イライラしやすく集中力も低下してストレスが溜まりやすくなりますので、夜はゆっくりアロマバスに入って1日の疲れをとるのもおすすめです。
吸入
ティッシュやハンカチに1滴落として香りを嗅くことで、有効成分を取り入れることのできるとても簡単な方法です。近くに置いておいたり、デスクの上に置くなどして手軽に成分を吸収する事ができます。
蒸気吸入
80℃くらいのお湯を張った洗面器やマグカップに数滴落とし、目と口は閉じた状態で蒸気を吸うようにします。タオルを頭からかぶって蒸気が逃げないようにすると、更に効果的です。
トリートメント
スイートアーモンド、ホホバオイルなどの植物オイルに精油を希釈して、皮膚に塗布します。精油は原液では刺激が強すぎる為、植物オイル20mlに精油を4滴を目安に希釈します。ティートリーとラベンダーは原液で使うことが可能とされていますが、塗布する範囲が広い場合は希釈が必要です。
今回ご紹介した精油は、どれも香りの相性もいいので気分や症状に合わせて、ブレンドも楽しんでみてくださいね!
のどの不調にはティーツリー
呼吸器トラブルにはユーカリ
鼻づまりにはペパーミント
目のかゆみ&鼻の赤みにはジャーマン・カモミール
症状が出る前にグレープフルーツ
後に注意点をひとつ
アロマはきちんと使い方などルールを守ることで安全に使うことができ、辛い花粉症に役立ってくれます。
使う精油は必ず100%ピュアな精油(エッセンシャルオイル)を使い、万一異常を感じた場合や、薬を処方されている場合などは、アロマを過信せず医師に相談しながら上手に取り入れて、花粉症の時期を乗り越えてくださいね。
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