つら~い肩こり、首こりをアロマが楽にしてくれるのをご存知ですか?
慢性的なこりに悩まされている人は多いものです。何だか首や肩がだる重いと気分も晴れませんよね。ひどくなるとこり過ぎで頭痛がするなんてことも!
マッサージに行く時間もなかなか取れないし、簡単にセルフケアできたらいいと思いませんか?
今回は、そんな辛い肩こり首こりに効果的なアロマをご紹介したいと思います。
肩こりや首こりに効果的な7つのアロマで疲労をスッキリ解消!
温湿布で温めるペパーミント
ペーパーミントは、筋肉を緩める作用と痛みを和らげる作用があり、辛い肩や首のこりを楽にしてくれます。スッーとしたおなじみの香りは、肩の重苦しさとともに、不快な気分もスッキリさせてくれますよ。
肌への刺激が強い精油なので、肌に塗布するときは植物オイル20mlに対して精油1~2と、薄めに希釈して使うようにすると安心です。
ペパーミントは、温湿布にするのおおすすめです。洗面器に熱めのお湯を入れて1~2滴精油を垂らしてよくかき混ぜます。そこにタオルを入れて絞ったものを、辛い肩周りや首に当てて温めます。
タオルが冷えてきたら、またお湯につけて温めるのを10分位続けると、ポカポカと温まってとても楽になりますよ。
※妊娠・授乳中、てんかん、低血圧の人、幼児は使用をお避けください
知る人ぞ知る肩こりの特効薬、白樺(バーチ)
あまりポピュラーな精油ではないのですが、白樺(バーチ)も辛いこりを解消してくれるのに、効果抜群の精油です。
植物オイルに希釈したものを塗布すると、じわーっと温まるとともに肩や首のこりが楽になるのを感じことができますよ。サリチル酸メチルという成分が含まれていて、炎症をと痛みを抑えて血行良くする働きがあるのです。
サリチル酸メチルは、湿布薬にも使われている成分ですが、白樺の精油も湿布薬のような香りがします。暑くなってくると、外は暑いのに室内はエアコンが効きすぎて冷えから、肩や首のこりがひどくなってしまいますよね。
植物オイル20mlに精油4~8滴を混ぜたオイルを持ち歩いて、なんか肩が重くなってきたな~と感じてきたら塗るようにすると、肩こりがひどくならずに解消することができますよ。
※妊娠中は使用をお避けください
低濃度の使うのがポイントのローズマリー
血行促進効果の高い、ローズマリーも肩や首のこりの解消に役立つ精油です。
ローズマリーはいくつかの種類があるのですが、中でもカンファ―は低濃度で使うことで血流が良くなるので、血行不良のこり解消にはもってこいです。
どの精油でも効果を高めるのにたくさん使えばいいってことはなく、むしろトラブルの元になってしまいますが、ローズマリーカンファ―の肩こり解消効果のポイントは、低濃度で使用することですので入れすぎは逆効果になりますから、くれぐれもお気をつけくださいね。
でも、低濃度ってどのくらい?と思いますよね。通常のボディトリートメントに使うときは、1~3%に希釈することが奨められています。
20mlの植物オイルに混ぜる精油は2~4滴にしておけば1%以下になるのでOK。ハーブ系のフレッシュな香りが、身体も心もスッキリとさせてくれますよ。
※妊娠・授乳中、てんかん、高血圧の人、幼児は使用をお避けください
猫背の人にはマジョラム
スイートマジョラムの精油には、血行を促進する働きがあります。同じ姿勢が続くと血行が悪くなり、筋肉が凝り固まってしまいますから血行をよくして肩こりを楽にしましょう。
また、スイートマジョラムは、ハートを癒すパワーを持ったアロマです。ハートが傷ついていると無意識のうちに、傷ついたハートを守ろうと猫背になりがちに!逆に、自分に自信がある人は、胸を張って堂々としているイメージがありますよね。
猫背と肩こり関係あるの?!と思う人も多いかもしれませんが、姿勢が悪いと肩や首がこりやすくなってしまうのです。マジョラムの精油を入れて作ったマッサージオイルでマッサージするときはコツがあります。
コリが気になる肩や首の部分だけでなく、鎖骨の下側をなでる様に胸の真ん中から、腕に向かって大胸筋をマッサージしたり、胸の真ん中当たりもクルクル優しくマッサージしてみましょう。
そうすることで、大胸筋が緩み胸が開きやすくなって肩こりも楽になりますよ。
※妊娠中は使用をお避けください
仕事中でもOKのジュニパー
森林浴をしているような香りのジュニパーには、末梢血管を拡張して血行を促進する効果があります。
ジュニパーはむくみ解消に効果があることでも知られる精油ですが、老廃物の排泄を促す作用があり、リンパなど体液循環の滞りが原因のこりの解消にも効果を発揮してくれます。
集中力もアップしてくれるので、仕事中に使うと肩こり解消しながら仕事効率をアップさせてくれますよ。
※妊娠中、腎臓疾患のある人は使用をお避けください
ダブルで肩こりにアプローチするクラリセージ
女性ホルモンに似た働きが、女性をサポートしてくれることで知られるクラリセージも、こりの解消に効果のある精油です。
甘くてフレッシュなマスカットの様な香りとも言われるクラリセージは、血行を促進する作用と痛みを和らげる作用の、両方を持ち合わせた精油なので痛みが辛い時に役立ってくれますよ。
リラックス作用が強く、集中しにくくなるので集中力が必要な時には使わないようにした方がいいですよ~
また、クラリセージを嗅ぐと酔いやすくなると言われているので、お酒を飲む前後は使用しないようにしましょう。肩こりが治っても二日酔いじゃ困りますからね。
そんなクラリセージは、アロマバスにするのがおすすめです。自然塩に5滴精油を混ぜてお風呂に入れれば、血行促進効果がアップ。ゆっくりとお風呂に使って、一日の疲れとともに肩こりも解消してしまいましょう。
※妊娠中は使用をお避けください
初心者さんにもおすすめのラベンダー
アロマと言えばラベンダーというほど、一般的にもよく知られる精油です。初心者さんに最初の1本としておすすめの精油です。
リラックス効果が有名なラベンダーですが、様々なシーンで大活躍のこの精油は、もちろん肩こりにも効果あり!!他の精油との相性もよく、苦手な香りとブレンドすることで使いやすい香りにしてしまうのも、優秀なラベンダーの特徴です。
血行が悪くなることで起こると言われる肩や首のこりですが、同じ姿勢が続くだけでなく、自律神経のバランスが乱れてしまうことでも血行が悪くなってしまいます。ラベンダーには、自律神経のバランスを整えてくれる作用と痛みを抑える作用で、辛い肩首こりから救ってくれますよ。
アロマバスもおすすめですが、ラベンダーとローズマリーをブレンドしたオイルを、カバンに常備しておけば仕事中のブレイクタイムに、ちょとひと塗りすることで、こりがひどくなるのも予防できますよ。
※低血圧、妊娠初期は使用をお避けください
温湿布で温めるペパーミント
知る人ぞ知る肩こりの特効薬、白樺(バーチ)
低濃度の使うのがポイントのローズマリー
猫背の人にはマジョラム
仕事中でもOKのジュニパー
ダブルで肩こりにアプローチするクラリセージ
初心者さんにもおすすめのラベンダー
肩や首こりを解消するには、ただ香りを嗅ぐだけでなく、希釈してトリートメントオイルを作って塗る方法やアロマバス、温湿布が効果的です。
初めてだとちょっと面倒だと感じるかも知れませんが、精油のボトルは量が一定に出ていくる仕組みになっているので、滴数を数えれば希釈するのも簡単にできますよ。
筆者も肩こりに悩む一人なのですが、肩こりに効くと言われている塗り薬では、たいして効果がない肩こりも解消してくれるのでアロマを愛用しています。
アロマを上手に取り入れて、辛い症状にサヨナラしましょう。慢性的な首、肩こりもアロマで悩み解消ですよ~
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