後悔しない生き方をしなさい、というアドバイスをくれる人は、腐るほどいますよね。
でも、それがどんな生き方なのか、どうすればそんな生き方ができるのか、具体的に教えてくれる人は皆無に等しいといえます。輪廻転生だなんだと言ったところで、今のあなたとして生きる人生は一度きり、充実した豊かな人生を送りたいものですよね。
今回は、そんな願いを持ったあなたにぴったりのヒントをいくつかご用意しています。
人生を後悔しない生き方にする8つのポイントで豊かに生きる!
今なにをするのかを考えて行動する
後悔をしたくない、と思うなら、その後悔が生まれてくる過程に少し思いを馳せましょう。
ある出来事、例えば恋人にひどいことを言って、振られてしまったとします。あの時こうしておけばよかった、こうしておけばよかったと考えて、何か状況は変えられるでしょうか?答えは否です。
過ぎ去った過去のことは、少なくとも事実に関しては、変えることはできません。変えることができるのは、今です。そして、今なにか行動をとれば、それが積み重なって未来をつくります。
過去の事実は変えられませんが、未来は変わりうるのです。
今の幸せを十分に味わえているか振り返る
さきほど、「今」を一生懸命に生きることを提案させていただきました。そのうえで、今のあなたを振り返ってみてください。あなたは今を最大限に楽しんでいますか?そして、過去の積み重ねで今があるのだ、だからもうどうしようもないのだと思って、うつうつとしていませんか?
でも、過去の出来事をねじまげることは絶対にできません。それにしがみついていたところで、何一つ変わらないのです。
いまあなたがすべきことは、いまあなたが得られる喜び、幸せを体いっぱいに味わうことです。楽しみがない、喜びがないというなら、なにか一つ、新しいことを始めてみませんか?いままで、興味はあったけれどいろいろと理由をつけてやらなかったこと。意外にはまって、生きがいになるかもしれませんよ。
「過去だって変えられる」ことに気づく
さきほど過去の事実は変えられない、といいました。それは確かです。でも、本当は過去だって、変えられるんですよ。
正確には、過去の出来事の捉え方は変えられます。過去にあった出来事を失敗や汚点ととらえるのでなく、できるだけ今の糧と考える。それによって、今から先の未来を明るいものにしてゆくのです。
限られた人生の中であなたが得たせっかくの貴重な経験を、最大限に利用しましょう。(もちろん、どうしようもなくつらいトラウマ体験などもあると思います。そういうものをポジティブにとらえろというのは無茶な話ですから、ある程度のレベルのものまでについての話だということはご了承ください。)
他人と比べない
他人と比べるというのは、ものすごくつらいことですし、同時にナンセンスなことだということに気づきましょう。
つらいというのは、上を見ればキリがないからです。そして、人と比べると、誰かがちょっと楽しそうに笑っているだけで、自分より楽しそうだと思って嫉妬、怒り、悲しみ、さまざまな負の感情が呼び起こされます。この感情があなた自身を蝕み、不幸にします。
いわば、人と比べるとというのは不幸になるクセをつけているそして、不幸になる練習をしているとも言えるのです。
次に、なぜナンセンスか。それは、幸せに絶対的な指標はないからです。例えばある人はお金がたくさんあって幸せを感じるかもしれない。別の人は、貧乏でも自由に使える時間があることに喜びを感じるかもしれない。
また別の人は、誰かを幸せにすることで自分も幸せになるかもしれませんよね。絶対的な指標がない以上、幸せを単純に比べることはそもそも不可能なのです。「私はあの人よりも幸せだ」というのは、あくまでも主観的で見かけだけの判断で、ただの感想にすぎません。そんな感想は、ほんとうにナンセンスで馬鹿らしいものです。
人と比べることをやめましょう。比べるなら、過去の自分よりいまの自分は幸せなのか、その一点にすべきです。
必要以上に他人の評価を気にしない
他人がどう思っているか、あの人にどう見られているか。それは確かにある面では大事なことかもしれません。ですが、それが全てではありません。あなたの人生は、あなたが歩むものです。
他人がどうこういうものではないのです。他人に評価されないと生きていけないという生き方は、本当に不幸なものです。自分が同じ状態でも、人によって評価が揺れ動くのですから不安定極まりないですし、人間は不安定な場所にいるとおちつかず、そわそわして、人生を楽しむどころではなくなってしまいます。
他人の評価を気にするのは、仕事など、そういった限られた場面だけにしましょう。
未来のわくわくを想像・創造する
今に集中せよ、ということを言っていますが、たまにはこれから先に思いをはせることも大事です。将来自分はどんな姿になりたいか、どんな幸せを得ているのか、その状態をイメージするのです。
望ましいのはこうなりたいというのではなく、こうなっているという状態を想像することです。願望ではなく、すでにその状態にあると思い込むことで、「引き寄せの法則」を発動させるのです。
理想の幸せに振り回されない
かといって、自分の理想は自分とかけ離れたものであってはいけません。絶対に叶わないだろう、自分がそういう状態にあることをイメージできないほどの理想は、身を滅ぼすもとですから、気をつけましょう。
そして、こうあるべきと思ってしまうあまりに、その理想とかけ離れた今の状態を振り返って、怒りや不満、悲しみ、苛立ちなどの負の感情を溢れさせないようにしてください。
理想は、これから来る喜びなのです。それを待ちわびて、それを得たときの気持ちに浸って楽しんだりわくわくしたりするためのものであって、それと今を比べて悲しみにくれるためのものではありません。
使っている言葉を見直す
否定的な言葉が多くありませんか?それは、負のエネルギーを呼び寄せますから、「できない」「無理」「どうせ」などの言葉はできるだけ使わないようにしていきましょう。
同じ理屈で、過去のことを考える時「もっとこうしておけばよかった」「こうすべきだった」というだけで終わってしまうのは、否定と同じです。そこから、だから今度同じようなことがあったらこうしようという考え方のステップを1段階付け足すようにしてください。
それによって、同じように過去を振り返ることが、後悔ではなく反省になります。
今なにをするのかを考えて行動す
今の幸せを十分に味わえているか振り返る
「過去だって変えられる」ことに気づく
他人と比べない
必要以上に他人の評価を気にしない
未来のわくわくを想像・創造する
理想の幸せに振り回されない
いかがでしたか?「後悔先に立たず」とは言い得て妙で、後悔をするだけでは何の足しにもなりません。
そこから何を学び、これからどうしていくのかが大事です。そして、もっと大事なのは、あなたが生きているのは、今、この瞬間なのだということを強く意識することです。今を全力で生きること、そして未来を幸せで輝かしいものに変え、望むものを引き寄せること。それがあなたがすべきことなのです。
くよくよと終わった事実を再確認して、足踏みしている暇はありません。あなたが思っているよりも、人間の一生というのはずっとずっと短いものだということに気づいてください。この記事に書かれてあることを、納得して腑に落ちるまで読んでください。
そして実践してください。そこから、あなたの人生はもっともっと輝きを増すのです。
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