生理痛のなんとも言えない痛みや不快な症状を、アロマが和らげてくれるのをご存知ですか?
下腹部がキリキリ痛む、腰が重たい、胸が張って痛い、頭もズキズキ、吐き気がする・・・・人によって症状も様々ですが、酷いと日常生活もままならないほど。薬を手放せないなんて人も、少なくないですよね。
アロマを使えば、一時的に痛みを和らげるだけでなく、生理痛が起きにくい身体に整えていくこともできるんです。不快な症状がなくなったら、毎月やってくる来るのも怖くないですよね~
今回は、そんな不快な生理痛をやわらげてくれるアロマについてご紹介したいと思います。
生理痛のひどい痛みを和らげるおすすめアロマの効果7つ
生理痛もお任せ!万能なラベンダー
ラベンダーは、アロマの中で最もポピュラーなオイルで、これ1本あればさまざまなシーンで役立ってくれることから、特にアロマ初心者さんにはおすすめの精油です。
ホルモンの分泌に関わる、自律神経のバランスを整える働きや、痛みを和らげる働きがあるので生理の辛い症状にも役立ってくれますよ。
ラベンダーと言えばリラックス効果ですが、ただリラックスさせるだけではないのです。生理前~生理中は、なんだか気分も身体も重たくてやる気がでないってことありますよね?
そんなときはラベンダーを使えば、痛みが和らぎ心も身体も軽くなり、頑張る気力が湧いてきますよ。ラベンダーはほとんどの精油と相性がよく、クセのある強い香りの精油と合わせるとそのクセを和らげ、全く違う表情の精油にして使いやすくしてしまうことも、万能と言われる所以です。
これから、挙げていく精油の中で香りが苦手と感じるものがあれば、ラベンダーと合わせると使いやすくなり相乗効果も期待できますよ。
※低血圧、妊娠初期は使用をお避けください
陣痛も和らげるクラリセージ
クラリセージは、マスカットのような甘い香りが幸せな気分をもたらすと言われる精油です。
女性ホルモンのエストロゲンに似たスクラレオールという成分が含まれているクラリセージは、女性ホルモンのバランスを整える働きがあり、生理痛など女性特有の悩み解消に役立つのです。
その効果は絶大で、耐えがたい出産時の痛み軽減にも使われるほど。
下腹部キリキリ痛んだりする、生理中の痛みは、陣痛を起こすプロスタグランジンが過剰に分泌していることが原因と言われているので、クラリセージの精油でバランスを整えることで、痛み軽減が期待できますよ。
クラリセージを飲酒中に使用すると、酔いを増長して気分が悪くなったり、二日酔いになることもあるのでデフューザーなどで芳香浴をするときは、気を付けてくださいね。
※妊娠中、低血圧の人は使用をお避けください
司令塔に働きかけるサンダルウッド
サンダルウッドは白檀とも呼ばれ、お香の香りに使われている精油です。
ウッディ―でエキゾチックな甘い香りは、脳の下垂体と呼ばれる、ホルモンの分泌をコントロールする、いわば司令塔の様なところに働きかけ、ホルモンバランスを整えてくれます。
精神的な安定にも役立つこの精油は、PMSのなんとも言えない心の不調も、そっと包みこむようにサポートしてくれますよ。
またちょっと視点を変えて見てみると、ヨガなどでよく使われるチャクラという身体に7つあるエネルギーポイントでは第2チャクラに影響を受けると言われている子宮や卵巣。
第2チャクラを活性化することで、生理痛などの女性の不調を改善してくれると考えられていますが、サンダルウッドはこの第2チャクラをサポートする精油なので、チャクラ的にも女性をサポートしてくれる精油なんです。
※妊娠初期は使用をお避けください
ローズの代役ゼラニウム
ローズは、精油の女王とも言われ女性特有の悩みに効果があると言われているのですが、とてもとても高価。なかなか気軽には使えません。
そんな高価なローズに変わり、女性をサポートするとして知られているのが、ローズに似た香りとも言われるゼラニウムです。香りだけでなく、成分もローズに似ているゼラニウムは、ホルモンバランスを整える働きがあり、PMSや生理中の不快な症状の改善に効果をもたらしてくれます。
お腹や腰が痛くて辛いときには、植物性オイル20mlに、ゼラニウム1滴とクラリセージ1滴とラベンダー2滴を混ぜて作ったマッサージオイルで、お腹をマッサージすれば、痛みとともに心も癒してくれますよ。
※妊娠中は使用をお避けください
天然の痛み止めロ―マンカモミール
生理中は、お腹の痛みだけでなく、頭や腰や脚と様々なところに痛みが出たりしますよね。
青りんごに似ているとも言われる、とても優しい香りのカモミールは、天然の痛み止めと言ったイメージの鎮痛作用のある精油です。お湯に1~2滴たらしてホットタオルを作り、お腹や腰を温めてあげると、優しい香りが立ち上りホッと心も軽くなり痛みが和らいできますよ。
カモミールの痛みを和らげる作用と香りはとても魅力的なのですが、1mlで1500円くらいと高価なのがネック。そこで、おすすめなのは他の精油とブレンドすること!
カモミールだけで使うとあっという間に、なくなってしまってコストがかかってしまいますが、他の精油と一緒に使えばお財布に優しく、カモミール効果を得ることができますよ。
※妊娠初期、キク科のアレルギーの方は使用をお避けください
冷え解消で痛みを和らげるサイプレス
きつい下着、スキニージーンズや、座りっぱなしなど同じ姿勢が続くなどすると、全身の血行が悪くなります。
血行が悪いと冷えやすくもなり、お腹が張ったり、生理痛が強くなってしまうのです。もちろん、そういった血行不良になる原因を取り除くことは大事ですが、完全に取り除くことは難しいですよね。
そこで、サイプレスの出番です!サイプレスには、血液の循環を整える働きがあるので、冷えを解消して痛みを和らげてくれるのです。
大さじ1杯の自然塩にサイプレスを3~5滴垂らして作ったバスソルトを使って、アロマバスにすれば、ヒノキのような香りが広がって、森林浴をしているように心が安らぎ、身体もしっかり温めることができますよ。
サイプレスには、ホルモンバランスを整える働きもあるので、生理が始まる前から使っていれば温め効果と相乗効果でPMS対策にもなり、生理期間を楽に過ごせますね。生理が始まって、お風呂に浸かれないときは足湯にするのがおすすめです。
※妊娠中は使用をお避けください
つらいむくみ解消にジュニパー
ジュニパーは、お酒のジンの香りづけにも使われる、ちょっと甘さがある爽やかなウッディな香りの精油です。
この精油には利尿作用があり、体内の余分な水分と老廃物を排出する作用があります。生理前から、脚がパンパン、普段よりもむくみがあって重だるいなんてことありませんか?
そんなときは、植物オイル20mlにサイプレスを4滴入れて作った、マッサージオイルでやさしく足先から上に撫で上げるようにマッサージしてあげると、とても楽になります。
香りの相性もいいサイプレスと合わせて作ったマッサージオイルは、むくみ解消には最高の組み合わせです。スーッとむくみが引いて脚が軽くなりますよ~
※妊娠中、肝臓疾患の人は使用をお避けください
万能なラベンダー
陣痛も和らげるクラリセージ
司令塔に働きかけるサンダルウッド
ローズの代役ゼラニウム
天然の痛み止めカモミール
冷え解消で痛み軽減サイプレス
むくみ解消にジュニパー
いかがでしたか?想像以上の効果に驚き、アロマファンになる人もたくさんいます。アロマを使えば痛み止めの薬に頼らなくてもよくなるかも知れませんよ。
しかし、あまりにも痛みが強い場合や、痛みの他に経血が多いなど異常がある場合は、病気がひそんでいる可能性もありますので、大事になる前に病院に行って診てもらってくださいね。
アロマを上手に取り入れて、憂うつな期間も快適に過ごし、いつも笑顔が素敵な女性を目指しましょう!
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